溶連菌感染症(ようれんきん かんせんしょう)
- せい子 藤沼
- 6月24日
- 読了時間: 2分
🦠 原因
溶連菌(正式には「A群溶血性レンサ球菌」)という細菌によって起こる感染症です。主にのどに感染し、子どもたち(3〜12歳)に多く見られます。
🤒 主な症状
のどの痛み(かなり強いことが多いです)😣
発熱(38℃以上の高熱が出ることも)🌡️
いちごのように赤くブツブツした舌(いちご舌🍓)
首のリンパが腫れることがある
体や手足にザラザラした赤い発疹が出ることも👋
※風邪と似ていますが、咳や鼻水は少なめ。
🧪 診断
のどを綿棒でぬぐって、迅速検査キットでその場で調べます。
必要に応じて血液検査を行うこともあります。
💊 治療
抗菌薬の内服を5〜14日間行います(当院での第一選択はペニシリン系抗菌薬10日間)。症状が良くなっても、途中でやめると再発や合併症のリスクがあるため、きちんと飲み切ることが大切です💊
🏫 登園・登校の目安
抗菌薬を飲み始めてから 24時間以上たち、熱が下がって元気になればOK!学校や園に通うことができます😊※抗菌薬の内服は継続します。
🏠 ホームケアのポイント
しっかりと水分補給をしましょう🥤
食べやすいもの(おかゆ、ゼリーなど)を選びましょう🍚
発熱がある時は無理せず安静に😴
薬は忘れずに決められた回数・日数飲みましょう⏰
ご家族で同じコップや箸を使わないようにしましょう🥢🚫
🩺 合併症を防ぐために
ごくまれに、腎臓に炎症(急性糸球体腎炎)が起こることがあります。そのため、当院では発症から約1か月後に尿検査を行い、腎臓の状態をチェックしています🧪その他、溶連菌感染後に体のむくみや急な体重増加、血尿などがあればすぐに受診してください。
ご心配なことがあれば、お気軽にご相談ください😊
くわはらこどもクリニックでは、お子さまの回復をしっかりサポートします!
